森遊びの取説 15

最大28人が入ったイグルーの作り方

雪のブロックの切り出しから積み方、天井の仕上げ方まで。そして、雪のドームが崩れずに立っていられる理由「アーチアクション」の解説つきです。

イグルーの作り方をまとめた図解。半径2〜2.5mの円を描くところから、雪のブロックの積み重ね方、天井の仕上げ順序、スノーソーの紹介、完成したイグルーの写真、アーチアクションの力の向きを示した断面図などが描かれている。
図をクリック(タップ)すると原寸で開き、拡大して読めます。/作図・解説:川村晃寛(カメさん)「森遊びの取説」15 ©kimori_kameg

この1枚でわかること

  • つくり方の手順|雪面を足で踏み固め、半径2〜2.5mの円を描く。色水を吹きかけて目印にする。雪のブロックを積み、背丈くらいまで上がったら入口をアーチ形に切り出す。
  • ブロックの切り出し|H=W=250〜300mm、L=450mmが目安。新雪の場合は足で踏み固めてから切り出します。切り出したブロックは整形せず、天然のまま積むのがコツ。
  • 積み方|縦の線が連続しないよう、かならず互い違いに重ねる。大きさの調整はその場で。
  • 天井の仕上げ|番号の大きい順に螺旋状に積み上げ、最後に残る小さなキーブロックを常に手で保持する。
  • イグルーの物理|個々のブロックに働く重力が、隣のブロックへの軸方向成分となって互いを押し付け合う「アーチアクション」。水平方向だけでなく三次元的に働くしくみを図で解説しています。
  • あると便利な道具|スノーソー(普通の縦挽きのこぎりでも代用可)、コンテナ、脚立、バケツ。

つどいの森では、駐車場の除雪でホイールローダーが積み上げた雪の山を利用してイグルーを作ります。人数にもよりますが、およそ3〜4時間で完成します。バケツやプラスチックそりに水を張って凍らせた氷で、蝋燭を灯す窓枠を作るのもお楽しみです。

「森遊びの取説」は、あかばやし探検隊でおなじみの川村晃寛さん(カメさん)が、森での遊びや観察の方法をまとめているシリーズです。

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